たぬきの部屋

社会人野球を中心に野球について元プレーヤー、スコアをつけながら感じたこと、見習い審判員の視点などからつらつら書いています。

情報の取り扱いで思うこと

こんにちは、令和元年初日にインフルエンザを発症したのっちです。ゴールデンウィークも今日で終わりなわけですが、僕は上記の通りインフルエンザにかかってしまいましたので、後半は寝てばかりいたのですが前半はJABA京都大会を見に行っておりました。その際に感じたことをひとつ書きたいと思います。

JABA四国大会でもそうだったのですが、一球速報というサイトがJABA京都大会の各試合の速報をしてくれるということで現地に足を運べなかった方々には非常にありがたいものだったのではないでしょうか?あれは手動でパソコンに入力しておられるのですが、その打ち込みをする方々、おそらく社員さんやスタッフさんでしょう。(ここでは便宜上、中の人と呼びます)JABA京都大会では大会本部のネームプレートを首からさげているのも確認できました。

さて、問題はここからなのですが、その中の人たちは各チームのマネージャーさんやコーチに挨拶回りを行い、人脈を広げる活動をしていました。必要なことですよね。その際に某チームのマネージャーさんからチームの内部事情、具体的には主力選手のケガに関する話を聞いたようです。ここまでだと、まぁよくある話かもしれません。

しかし、あろうことかその中の人はマネージャーさんから聞いた話をTwitterに投稿したのです。これは到底許されることではありませんよね。少なくとも僕はめちゃくちゃ腹が立ちました。

大会本部のネームプレートを掛けているからこそマネージャーさんは中の人に話したのでしょうし、オフレコでの話をまさか不特定多数の人に洩らすことはないだろうという信頼を裏切る行為だと思います。

特にJABA大会は、同地区のチームの偵察にその大会に出場していないチームが来るぐらい都市対抗予選に向けても重要視されている大会です。加えてある程度新戦力を試しつつ、主力選手の出来もチェックする。けれどライバルチームに手の内は探られたくはないとチームを運営する上で1番難しい大会かもしれません。その手の内を報道に近しい存在であろう一球速報の関係者が洩らすようなことがあれば、これまで気さくに話してくれていたマネージャーやコーチの方々はどこから情報が洩れるか分からない不安から必要以上に口を開かなくなるでしょう。

社会人野球の魅力のひとつに、ファンと選手の距離の近さがあると僕は思っています。その魅力を根底から打ち砕くような今回の出来事、批判は覚悟の上で書かせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました。